病院にお見舞いに行ってから2回メールをしましたが、桃花先生から返事はありませんでした。容態が心配なので、直接電話することにしました。トゥルルルル。。。「ガチャッ」 あっ、出たっ。「もしもしっ。頼橘伶奈ですっ。先生、お元気ですかぁ?」 「。。。あんまり元気じゃないですが。。。」 それは力の無いか細い声でした。「先生、退院は無事出来たんですかぁ?」 「一応、出来ましたけど、あまり調子が良くなくて。。。」 「先生のお顔が見たいんですけど、お家に伺うのはやっぱりお邪魔ですよね!?」 「学研都市の方まで来てくれたら、隣の駅に喫茶店があるんで、そこまで行きますけど。。。」 「先生、今は歩ける状態なんですか?」 「ちょっと難しいんですけど、なんとか大丈夫です。。。」 「会いたいですけど、あんまりムリはしないで下さいね。もし、少しでも体調が良い時が出来れば、いつでもメールして下さいねっ。直ぐ行きますから。」 「はい。。。分かりました。。。」 「先生、近いうちに会えるのを楽しみにしてますからねっ。連絡待ってますねっ。」 「レナさん、ありがとう。。。」 早く会わなければ。。。そして、先生、ガンバってっ!!
私達は普段目にすることは無いですが、道路の脇や家の中、背後に至るまで、あらゆる場所に霊の存在はあります。たまにお客さんが、「レナママ、お店って、やっぱり霊が居るものなんよねぇ。」 こう尋ねられたりします。こういう夜の商売の店舗には必ず存在するものです。また、全く居ないと、これも良くない。。。とされています。霊が人を呼ぶ。。。そういう意見もありますが、逆にウジャウジャ居るのも問題です。そういうお店は、なぜか落ち着かなくて、直ぐにお客さんも帰っていくようです。このグリッターにもやはり居ます。私個人的には、霊は視えないのですが、珍しくはっきりと確認する事が出来ました。場所はカウンターのところで、身長1メートルぐらいのイソップ童話に出てくるような小人の可愛いお爺さんです。三角帽子をかぶっています。普段見えない私に、恐らくは敢えて見せたのでしょう。しかし、決して怖がる必要はありません。よほど邪悪なもので無い限り、人には危害を加えないからです。そして、霊そのものよりももっと恐ろしいのは、生きた人間の方です。人というのは、往々にして表の顔は優しい表情でも、心に刃を剥いているものだからです。。。
約12年振りぐらいに、蕎麦屋のチェーン店 「そじ坊」 に行きました。お店を朝まで営業して、午前11時、ランチの時間になってしまったので、久し振りに堂島アバンザ店に。まぐろフェアをやっていたので注文しました。「まぐろ丼セット下さいっ。」 料理が出てきて、『さあ、七味をかけて食べようっ。』 手を伸ばすと、七味のキャップの穴が開いていた。注意深く七味を出して。。。食べた。なぜか。。。?山椒や七味には、虫が寄ってくるからです。昔、蓋を開けっ放しにしていたら、何か蠢くものが。。。「ぎゃあ~っ!!!(>О<;)」 そんなことがあったので、それ以来、外食の時には気を付けるようになりました。帰り際、マネージャー的な女の人がレジにいたので、「あの、余計なことかもしれないんですけど、七味のキャップの穴、開きっぱなしになっていたんで、全部閉じて置いた方が良いですよ。七味や香辛料には虫が集り易いんで。私11時に来たので、恐らく昨日の夜の営業後から開いたままになっていたと思うんで、夜のスタッフの人にも言っておいた方が良いと思います。」 そう言うと、「えっ!そうだったんですか!?それは、本当に申し訳ないですっ!分かりました。全員に言っておきますっ。」 と恐縮しているようでした。そして、その1週間後、また 「そじ坊」 に食べに行きました。すると、直ぐに、「この間は、ありがとうございました。店長とスタッフ一同、皆んなで気を付けるように致しましたっ。今まで全く気付かなかったんで、本当にとても良いアドバイスを、ありがとうございますっ。」 この前の女性が、そう笑顔で対応してくれた。良かったです♪ 以前の三ノ宮の和食屋のドレッシングの件もあったから、どうかなぁ。。。と思ってたけど、少しでも改善されるのは、お店にとっても良い事だしっ♪(^ ^)
よく丑三つ時から4時ぐらいまでには霊が通りやすい。。。と言われますが、その実、私達はもっと別の時間帯で遭遇していることの方が多いようです。霊と遭遇しやすい時間帯。。。それは夕刻です。ちょうど陽が落ちかけ街灯が点いて、肉眼だけでは微妙に見にくくなる時です。今の大阪の時間で言えば、午後4時半ごろでしょうか。外を歩いていて、向こう側からすれ違う人々の中に、この世の人でない人が紛れて居るのです。それはごく自然に自転車に乗っていたり、フツーに買い物袋を提げていたりしているのですが、その時に霊感のある人は目が合ったりします。すると向こうは、『えっ!?』 という顔をします。何故なら、自分の事はこの下界の人間には見えないだろうと思っているからです。普段歩いている道、同じ時間帯によく見る人、ちょっと格好が3~40年前の人、そういう人はもしかすると、この世の人でないかもしれません。。。
今年初めの不倫騒動で、文筆家の乙武氏はかなりのバッシングを受けたようです。今年は様々な有名人が不倫疑惑ですっぱ抜かれましたが、こと乙武氏に関しては、今までのイメージがあまりに清廉潔白であった為に、またダメージもかなりのもののようです。しかしながら、よその家庭の騒動を、一般市民が 「けしからんっ。」 と騒ぎ立てるのは少々腑に落ちないことです。特に乙武氏の女性ファンなどは、「女性の立場からいって、許せない!」 などと自分の立場に置き換えて言っているようですが、それもお門違いです。逆に私などは、『彼も男だったのよね。。。』 そういう感想です。知性も行動力もある人物です。モテて当然です。まあ、所詮、聖人君主な男などは、殆ど存在しないということです。
ある日、久し振りの男性のお客さんが来店しました。元々はこの人、奥さんと一緒に来店してくれたのが始まりで、もう今から4年ほど前のことです。2人はとても爽やかな大学の友人のままのような関係の夫婦でした。今現在は東京で生活をしています。「いいですかぁ?前に何回か来た者ですけどっ。」 「あっ、びっくりしたぁ~。すっごい久し振りよね~。どれぐらい振り?2年はなるよねぇ。」 「そうですね。前のお店だった時だから。」 彼には、転職の相談や今後の仕事についての悩みを、その都度タロットで占断し指南したのでした。「そう言えば、奥さんは元気ィ?」 「はいっ。お蔭様で。」 実は。。。彼の奥さんが今から1年ほど前に、彼との離婚について相談に来ていたのです。彼女は独身時代から執筆活動をしていたのですが、結婚と同時に彼中心の生活にする為にその活動も我慢して、そのストレスで段々と彼に当たるようになり。。。『あなたなんかと結婚するんじゃなかった!』 とののしり、今度はついに彼の方がノイローゼから鬱状態になってしまったのです。彼女は涙ぐんだ目で、「私、やっぱり彼と離婚した方が良いですか?彼病んじゃって、今病院で鬱の薬を飲んでいる状態なんです。。。」 あんなに素敵なカップルだったのに。。。タロットで占断してアドバイスをした。「あのね、やりたい執筆活動も復活させるべきよ。昔のように作品を仕上げて、どんどん賞に応募して。そして、彼にもっと優しくしてあげて。あなたが歩み寄ることで彼の病も少しづつ回復してくるわ。このまま離婚なんて、絶対しちゃダメよっ。あなたが変わることで、彼との気持ちが再び通じて、愛情の再確認が出来て相思相愛に戻れるからっ。」 彼女は、「分かりました。ガンバってみますっ。」 そう言って東京へ帰って行ったのでした。その後、どうなったのかは分からず、連絡先も知らないのでとても気懸かりではあったのです。彼は、「いろいろあって、ちょっとモメテたりしたんですが。。。今はとても良好な関係になりました。」 「あっ、そうなの?それじゃあ、良かったわぁ。実のところ、彼女、1年ほど前に相談しに来店して。ちょっと後押しもしたんだけど。」 「あ、言ってました。」 「あなた、今、鬱の方はどうなの?まだ薬も飲んで通院してるの?」 「いえ、それも3ヶ月ほど前に治って、今は頗る健康ですっ。」 明るく微笑む彼の顔からは、病気の欠片も感じられなかった。「ホントにぃ!もう~良かったわ~っ。」 「その報告をしに今日は来たんです。偶然出張が大阪で出たんで、いろいろお世話になったから絶対来なきゃって。」 嬉しい限りです。また再び夫婦仲も上手く行って、そして彼自身、仕事の方も順調のようだし。本当に一安心です。奥さんによろしく。これからも二人仲良くね。。。っ♪(*^ ^)ノ
韓国の朴槿恵(パククネ)大統領が弾劾の危機に瀕しています。親友と言われている一般女性に機密情報漏洩の疑いですが、韓国の一般市民によるデモが週末の度に規模も増しているようです。しかし、韓国という国は、少し恐いところがあります。それは、国民感情がいつも振り子のように右から左へ。。。と大波のように変化していくからです。国民性でもあるのでしょうが、とても感情的な物差しが規準なのです。それは昨日までの英雄が、今日は血祭りに上げられる。。。国民感情重視の政府の思想にも問題があるのですが、少し表現を分かり易く言うと、「ゴネ得」 という考え方傾向が国民の間に根付いているようにも思えます。何か、気に入らないことがあると、ひとまずは、「ワーワー」 と文句を言ってみる。で、相手側が謝罪なり下手に出てきたら、そこに付け込んで自分の利益になる交渉を行う。。。というものです。これは、日本との従軍慰安婦問題に顕著に表れているようです。本当の意味での、「民主主義国家」 というのも、中国と共にもう少し時間がかかりそうです。
言葉というのは、とても大切なツールです。いつもこのブログでも言っているのですが、この前、ご新規らしき男性のお客さんから電話がありました。「もしもし、今日店やってんの?」 「はい。営業してますけど。」 「店行きたいねんけどっ。」 「ありがとうございます。えっと、どなたかのご紹介ですか?」 「紹介じゃなきゃあかんのかっ?」 「いえ、大丈夫ですよ。ネットか何かで?」 「そうやけどっ。店何時からや?」 「9時からの営業になります。」 「えっ?なんでっ?9時っ?」 時計を見ると7時過ぎだった。でも、ホームページを見たのなら、9時からの営業と謳っているのは分かってるはずだけど。出勤の用意をして、家を出るとまた電話がかかってきた。さっきの人だ。時計を見ると8時過ぎ。きっと近くまで来たのだろう。電話を取ろうとすると切れた。番号が表示されていたので、コールバックしようかと迷ったけど、あの話し方がどうも気になる。。。まあ、9時からと伝えたんで、もし来るのなら直接でも来るだろうし。。。そう思ってお店に行って準備をして待ったけど、結局その人は来店しませんでした。もう少し、丁寧な話し方なら連絡をしていたけど。。。タロットでその日の占いをすると、『嬉しい出来事があったでしょう。』 あっ。。。きっとあの人が来店していたら、ボトルか何か入れてくれてたのかも。。。でも、あの話し方。。。う~ん、やっぱり気が進まないわ~(^ ^;)。。。 話し方はとても大事です。
連日、幼児虐待の痛ましい事件が起こっています。「殴ったら死んだから、山林に埋めた。」 「車に置いて出掛けて、帰ってきたら死んでたのでクーラーボックスの中に入れた。」 など、普通の人間の感覚なら考えられないような事件ばかりです。この虐待の親、ほとんどがシングルマザーで内縁の夫がいるパターンです。そして、その内縁の男は大抵が年下のようです。つまり、「母」 の役目より、ひときわ 「女」 の強い母親なのです。子供は18歳になるまで、親が立派に育て上げる義務があるのです。子供はペットではありません。自分の所有物と勘違いしている親が多過ぎます。これとは逆に、猫っ可愛がりする親も子供の本当の幸福のことを考えていません。何でも与えて甘やかして育て、25歳、30歳になろうかとしていても、いつまで経っても実家に住まわし、出て行かそうとしません。こういう親も子供をペット化しています。「可愛い子には旅をさせよ」 という諺が昔からあります。甘やかしてばかりじゃなく、世の中の厳しさや辛さを教えてこそ、その子の成長に繋がる。。。というものです。いつまで経っても、本当の意味の自立が出来ないからです。両極端な例を取り上げましたが、どちらの親も、親としては 「失格」 でしょう。
約束を守る。人として当たり前のことです。自分が言った言葉に責任を持つ。。。この 「実行力」 について、最近面白いデータがあります。それは、男性よりも女性の方が、行動面では 「有限実行」 を行っているようなのです。「有限実行」 といえば、一昔前なら男性の専売特許となっていたのですが、最近巷ではアクディヴな女性が増加。それは云わゆる肉食女子、草食系男子、そういう言葉でも表れているように思えます。うちのお店でも、「常連」 の位置付けにいる女性のお客さんは皆、「私、彼氏が欲しいんで、レナママのアドバイス通り、婚活に毎週末励んでますっ。」 や、「近々、旅行のお土産持って行きますねっ。」 と言うと、さっそく次ぎの週には顔を見せてくれたり。。。そこにはテキパキとした行動力と誠実さを感じさせられます。それに対して男性は。。。というと、ちょっと 『?マーク』 の人がちらほら散見されます。もちろん悪気はないのでしょうが、例えばたまにメールが来る度、「ママ、近々行くね。」 そう言って1年近く来ていない人が何人も居ます。。。(^ ^;) 来る気が無いのなら、初めから言わなきゃいいんですが、当たりだけは良い人が多過ぎのような気がします。「近々」 というのは人それぞれ違うのでしょうが、少なくても1ヶ月以内が言葉の誠実さを感じさせる範囲内です。男性諸君!奮起せよ!原点に戻って男らしく!男らしさの代表格は 「有限実行」 ですよっ!いや、元い、「無限実行」! で、居てもらいたいものです。(^ ^)
皆さん、以前書いた 「飲みマナー」 はキチンと実行出来ていますか?(^ ^) 今日は、この前来店した人のことを書いてみたいと思います。その人は、さる女の子からの紹介の人でした。「もしもし、スピリチュアル系のママのお店ですか?今から3人で行ってもいいですか?友達に紹介されたんですけど。場所はどこですか?」 「北新地はご存知ですか?」 「オレ、15年働いているから分かるよ。」 オープン準備のバタバタの中、男性3人で来店、ボックスのソファーに座りました。電話の主は40代半ば。おそらく独身で、新地で働いていると言っても、飲み屋関係では無く、会社が新地エリアにあるのだろう。ある程度の財力はありそうで、見た目から職業は不動産。。。といった雰囲気。他の2名は年齢は少し上だが、たぶん部下。「どなたのご紹介ですか?」 「この子なんだけど。名前はミサ(仮名)。東京で知り合って、是非ここに行っておいで、と勧められて。」 写メールを見たら、おぼろげながら思い出してきた。「去年の年末に来たみたい。」 もちろん姓名判断をして、それで彼にもするように薦めたのだろう。「じゃあ、ドリンクはどうしますか?セット¥4000 で飲み放題ですけど。」 「え。。。もうあんまり飲まれへんからなぁ。。。1~2杯じゃあかんの?」 「いえ、大丈夫ですけど、1杯でも10杯でも¥4000 は変わりないですけど大丈夫ですか?」 「。。。。。」 しばらく沈黙のあと、「悪いけど、また電話するわっ。」 そう言って、スクッと立ち上がって帰って行ってしまった。(??)?一体何しに来たのだろう?姓名判断をしに来たに違いないのに、¥4000 をケチって帰って行って、その紹介してくれた彼女の顔はどうなると思うのか。。。?こういう人物、おそらく、22~3歳の女の子がいるキャバクラなんかだと1本数万のシャンパンなんかも平気で下ろすのだろう。なんとも幼稚で俗っぽい。グリッターのブログファンなら、もちろんこんな行儀の悪い事はしないでしょうが、一度お店に入って席に着いてから出る。。。というのはマナーとしては最低と言えます。まあ、俗にまみれてる人間は、結局うちのお店には弾かれてしまう。。。ということも同時に言えそうですが。。。それにしても縁起が悪い。二度とこういう人間が敷居を跨がないように、くわばら、くわばら。
土曜の深夜4時過ぎ、1本の電話がかかってきた。「もしもし、レナさんですか?」 「はい。そうですが。。。」 知らない電話番号。「レナさんは、まだグリッターに勤められてるんですか?」 「はい。あのぅ、どちらさんですか?」 「田中と言います。12月に大阪に行くのでお店に行きたいなぁ。。。と思って。」 「どなたかのご紹介ですか?」 「いえ、多分憶えていないと思いますが、今から5年ほど前に東京で会ったことがあるんですが。。。」 「東京のどこで?」 「新宿で。」 「訊いていいですか?出身地はどこですか?」 なんとなく判ってきた。「九州です。」 「もしかして佐賀じゃない?」 「えっ!そう!」 「あ。。。判ったわ。」 東京にナイトツアーに行ったときに、7~8軒ハシゴして、最後に行った新宿歌舞伎町のホストだった。その彼は佐賀出身で、その当時で25歳ホスト歴2年ぐらい。けど、どうも向いていない。おっとりした話し方と優しい性格が、そのお店でも一際浮きだっていた。それから毎日のようにメールのやり取りをして、確か5年ほど前のグリッターのブログにも彼のことを書いた憶えがあるけど。。。その年のお正月に電話で1時間ほど話したのを記憶している。「私思うんだけど、あなたホスト向いてないから辞めた方が良いと思うけど。」 「うん。。。自分でもそう思う。でも、ここの代表がすごく良くしてくれて、その恩を返したくて。」 そんな話をした。「レナちゃんに会いに行きたいけど。」 そうも言っていたけど、結局3ヶ月ぐらい経っても行動に移さないので、業を煮やした私は彼とお別れをしたのでした。「よく判ったね。」 「うん。私、記憶力だけは人一倍あるから。」 「でも憶えててくれて、嬉しいな。」 「えっと。。。下の名前なんて言うんだっけ?」 「ユウマだよ。」 「あっ、そうそう。で、確かユウマくんのこと、川越シェフに似てるって言ったよね。」 「あっ、そんなこと言ってたよね。」 「で、『でも私、川越シェフあんまりタイプじゃないけど。』 とか言ったのよね。ホントあの時はごめんね。」 「ははは、大丈夫。じゃあ、12月になって詳しい日時が判ったら連絡するね。」 「うん。待ってるねっ。」 電話を切った。本当に懐かしい。あ、そう言えば、「でもオレ、だいぶ太っちゃったから、レナちゃん見たらがっかりするかも。」 なんて言ってたけど、でも会うのが楽しみぃ~♪(*^ ^*) 剛雄マスターといい、ユウマくんといい、ちょっと今年の年末は、私にとっての 『モテ期到来』 になるのかも~っ♪(@^o^@)/
ある日。。。出勤途中で知り合いのホステスさんと会いました。「あっ、久し振りぃ。そう言えば、一緒に来てた社長さん、どうしてるの?」 夏ぐらいにアフターで一緒にどこかの社長さんと来てくれて、その時にシャンパンを入れてくれて、そしてその後タロットをしたのでした。彼は会社の人事のことで悩んでいるので、時間をかけてじっくりと指南したのでした。彼は、「ありがとう、ママ。ちょっとガンバってみるわ。」 「とりあえず、10月ぐらいには動きがあるから。」 「じゃあ、その時また来るから視て欲しいな。」 「もちろんですっ。」 そんな会話をしたのですが、それからそのホステスさんと見えてないので気になっていたのでした。すると彼女は私に一言、「だって、ママ、いろんなお客さんにシャンパンいっぱい貰ってるみたいだから、それでいいでしょ。」 「はあ?」 一瞬、何を言ってるんだろう。。。と思ったが、『あっ!。。。』 直ぐにピンときた。私のブログを見てのことらしい。なんとも馬鹿げた情けない発言です。これが云うところの 「妬み。そねみ。」 です。自分のお客さんを自分だけで囲いたい。。。そんなことをしているから、この北新地もだんだんと疲弊してくるのです。そのお客さんが自分のフィアンセであるのなら、それならば致し方ないでしょう。しかしそうでなければ、『自分だけの為にお金を使って欲しい。』 こんな考え方は3流のホステスの証しです。お金を持っている人は、皆んなでいろんな所でお金を廻していくべきなのです。私もある程度の財力のある人が来店したら、『この後、彼をどこに案内しようかな。』 普段お世話になっている知り合いのママや、ラウンジ、クラブのホステスさんに連絡します。その彼自身もいろんなお店に行くことも楽しみの一つでもあるし、皆んながそれで潤うのです。ブログに書いてある出来事は、日常茶飯事に起こっていることでは無いのです。一ヶ月のうちの、ほんの1~2日のことです。でもその出来事、その人の気持ちがとても嬉しいので書いているのです。ほとんどの毎日は、若いサラリーマンや女の子達に、通常の飲み放題料金で占断をしています。どうしてそんなことが分からないのでしょう。。。?お昼の勤め人ならいざ知らず、北新地で生きてる以上、「お金を廻す=その地の経済を廻す」 それぐらいの心得は最低でも持ち合わせていて欲しいものです。
水曜日に書いた熊本の剛雄マスターのお店について、少し付け加えたいと思います。マスターのお店の業種はBAR です。詳しく言うと、「お見合いBAR」 のようなカンジです。料金体制は、女性は確か飲み放題で無料。男性はセット1時間で¥2000 だったと思います。詳細は剛雄マスターのケータイに電話して訊いてみて下さいねっ。別にマッチング出来るかどうか関係なくても、マスターも店員さんも手厚く接客してくれるので、フツーに飲んで心地良いと思います。私は5年前、飛び込みでお店に入って、剛雄マスターに本当によくしてもらったので、そこは安心できます。皆さんも、出張や旅行に行った際は、是非寄ってみて下さいねっ♪(^ ^) ちなみに、今、剛雄マスターは鹿児島に新店を出して、そこでガンバってるみたいです。そして来年の1月には大分にもお店を出す計画のようです。あのソフトな人当りからは想像できない隠れファイターですっ♪(*^ ^)ノ
グリッターに来店する男性全員に言っていることがあります。それは、「すいません、お手洗いする時は座ってお願いしますっ。」 というルールです。うちのお店は女性客が多いので、やはりキレイに使ってもらうと次ぎ入る人も気持ちが良いものです。20代、30代、40代までの男性のほとんどは、「あ、オレ家でも座ってしてるから大丈夫。」 と、今の日本男子のトイレ事情をよく表わしています。しかし、50代以上になると、これが急に困難になり、「えっ??座ってするの?」 かなりの困惑の様子です。その分かれ道は50歳。これが、姓名判断を希望するかどうかの境目の年齢と何故か合致しているのです。これは恐らく、頭の柔軟性に関係しているようで、新しいものを受け入れれるかどうか。。。?その年齢分岐点と言えそうです。年配の人がよく言うセリフが、「男たるもの、立ってするのが当たり前だ。」 と間違った男のアイデンティティーを振りかざすのです。そしてこういう人、必ず家庭ではトイレ掃除はほとんどしたことがありません。だから、自分がどれだけ汚れを撒き散らしているか自覚が無いのです。この前も、年配の人が、「はい。分かりました。」 と言いながら、あとで入ってみるとビチャビチャ。。。ルールを守っていない人も多く居ます。まあ、強制では無いですが、自分の家のトイレではないので、少し考えて欲しいのですが。。。年齢がいくと、なかなか自分の考え方を変えられないようです。はあ。。。困ったものです。。。(^ ^;)
さて、熊本に無事行ってきましたっ♪どんな一夜になったかと言うと。。。「あっ、レナちゃんだぁ、直ぐ分かったよ~♪」 「剛雄マスター、元気にしてたぁ?」 「ああ~♪久し振りたい~。レナちゃん。」 約5年振りの再会です。マスターは相変わらずオシャレ。「じゃあ、どこでご飯食べようか。」 歩いて飛び込みの店に入った。「マスター、これお土産と、皆んなで協力してもらって募金持ってきたの。」 「え~っ!!なんかのついでで会いに来たのかと思ったけど、、、」 「違うよ~。剛雄マスターが被災して店もメチャメチャになったから、そこから募金して、私もやっと来れる余裕が出来たんで会いに来たんよ。」 「うわ~っ、すっごい嬉しいたい~。レナちゃん、こんなことしてくれるなんて感激よ~。そう言えば、レナちゃん、地震のとき一番最初に連絡してくれたのがレナちゃんだったもんね~。ホント、ありがとね~。」 熊本弁でそういうマスターの目は心なしか潤んでいるようにも見えた。「じゃあ、マスター、今からマスターのお店に行こう♪確かシャンパンは何種類かあったよねぇ。今日はそれを開けるからね~。」 「今日、実はお店休みにしたよ。」 「え~っ!!?なんで~?」 「レナちゃんが来てくれるから。それに従業員も休みだったからね~。」 「え~っ、それじゃ、今からマスターお店開けようよ。シャンパンを開けて微力だけど応援したいから。」 「もう~どこまで良い人なの~。それは大丈夫だから。今日は一緒に飲もう♪」 「マスター。。。(^ ^;)」 ちょっと計算外だけど。。。マスターの優しい心遣いに甘えることにした。「オレの後輩の店があるから、そこに行こう。」 「うん♪」 そこでスパークリングワインを2本開けた。「レナちゃん相変わらず綺麗だね~。オレ、年上が好みなんだ。ミポリンが好きで。」 「中山美穂?」 「うん。」 だいぶ上だけど。。。50近いし私と路線がちょっと違うし。 「レナちゃんは、なんで結婚しないの~?」 ゲゲッ?やっぱり、分かってなかった!?ずっとそんな予感はしてたけど。「うん。なんか縁が無くて。。。」 あ~また言いそびれちゃったわっ(^o^;) 話をしながら彼の手が私の手を握った。『きゃあ~♪これはアプローチよねっ♪(#^o^#)』 「どうする?ホテル取ってる?」 時計を見るとすでに朝の6時だった。「うん。取ってるけど、今から行っても直ぐ出なきゃダメやし、新幹線の時間が8時だから。」 「じゃあ、うちのお店でちょっと仮眠していく?」 「うん♪任せるぅ♪(*^ ^*)」 鍵を開け、中に入っていくとソファーが二つ並んでいた。「ここに寝よう。アラームかけとくから大丈夫だよ~。」 マスターが横たわった。私も隣に寝転んだ。『ドキドキ♪きゃあ~♪ついにこの時がっ♪』 10秒ほどするとマスターの口が。。。「スゥー、スゥー」 即寝したようだった。!∑(*o*;)ガクッ。。。そのまま何事も無くタクシーまで見送られ、帰った。ちょっと期待したけど、でもとっても紳士的なマスター。「レナちゃん、今度はレナちゃんの居る大阪に行かないとね。年内に必ず行くよ~。」 そうも言ってくれてた。後日、『人の優しさが身に沁みた一日でした。』 嬉しいメールが来た。マスター、待ってるからね~♪(@^o^@)
※写真は剛雄(たけお)マスター。今年の初めには鹿児島にもお店を出して、そこで今はガンバっているらしいですっ♪鹿児島、熊本に遊びに行った際は是非、寄ってみて下さいねっ♪ ℡ 080-3859-9789 なかなか繋がりにくいけどっ☆(^ ^;)
『ご無沙汰しています。今日、新地に入っています。次回の出勤は未だ分かりません。』 と先日、桃花先生からメールがあった。起きたところだったので、直ぐに返事の電話をした。「もしもし、先生、久し振りですっ。今日行きたかったんですけど、ちょっと用事があって行けないんです。次ぎの出勤は決まってないんですかぁ?」 「私、明日から入院なんです。来週には退院できると思いますが。」 「あっ、そうなんですか。じゃあ、もし、桃花先生がお邪魔じゃなければお見舞いに行ってもいいですか?」 「いいですけど、奈良ですよ。」 「全然、大丈夫ですっ。病院名と病室を教えてもらえます?」 「○○病院の緩和ケアです。」 「え?緩和ケア?」 「ホスピスです。」 「。。。。。」 かなり深刻な病状に一瞬言葉を失った。。。桃花先生が食べたいと言っていたマスクメロンを持って、電車とバスを乗り継いで病院に着いた。ナースステーションで病室を聞いて、カーテンを開いてみると、そこには痩せ細り髪の毛も真っ白になった先生が座っていた。「先生、お久し振りですぅ。」 「こんな雨の中遠いところまでありがとうございます。」 「先生、身体はやっぱりしんどいですか?」 「全身が痛みますね。来週退院できる予定だったんですけど、2週間延びてしまいました。」 「そうなんですか。」 「早く出勤したいんですけど、私が行こうとすると、それを阻もうとする人間が居るんですよ。」 「病院の関係者ですか?」 「違います。そこの待合室のソファーに居ましたでしょ。」 あ、さっき、看護士さんから紹介された、「えっ?旦那さんですか?」 「そうなんです。あの人、私が行くと体力をかなり奪われるから、それで嫌がって行かせないようにするんです。」 「でも、先生、それは違いますよねぇ。確かに身体的には疲れると思うけど、それにも勝る精神的な充実がそこで得られて、それがまた生きるパワーに繋がるんですよね。」 「そうです。でも、あの人はずっとサラリーマンで来たから、私やレナさんのような一国一城の主にはなったことが無いから、そういう仕事に対しての使命感や遣り甲斐が、いくら話してみても理解出来ないんです。」 「先生、それはおそらく永遠に分かり合えないと思いますよ。」 「だから、お友達が来たときにうまく言って抜け出して、それでお店に出てるんです。」 そう話している先生の顔は、だんだんと活力に満ちてきて、最初にカーテンを開けた時のオーラとは全く変わっていた。「先生、もし良かったら、占い師として、私にこれからのアドバイスがあれば教えて欲しいんですけど。」 「まず、今の現状に満足せず、上を目指していくことだと思います。それと、他人への奉仕の気持ちと、良いアドバイスを授けることです。そういう生き方をしていれば、例えば 『悪い物』 がやって来ようとしていても、それを撥ね退けるんです。」 これは絶対に言えることです。それは他人への善行、そして自分自身の生きる上での役割を果たす、ということなのです。先生はやはりそれを指針に今日までしてきたのだろう。気が付けば1時間ほど話していた。「先生、長い時間話してお疲れじゃないですか?私そろそろ帰ります。」 病院を出て電車に乗ってからメールをした。『今日は桃花先生と会えて、嬉しかったです。また出勤が決まったら連絡下さいね。桃花先生のお店での勇姿(^ ^)を楽しみにしてますねっ!』 その返事は次ぎの日になっても無かった。。。
先週の臨時収入。。。それは、3年振りの東京のお客さんが来たこと故にです。そのお客さんは某メガバンクの本部長をしていました。今から遡る事5年前。。。「レナママ、オレもし役員になれたら、ドンペリ10本入れに来るよ。」 そう約束してくれました。彼は、役員になることを一つの大きな目標としていたみたいで、私と約束することで、自分で願を懸けていたようでした。「ホントに?嬉しいけど、ドンペリは私あんまり好きじゃないんで、ピンドン(ドンペリニヨンのロゼ)を何本かの方が良いけどっ。」 そんなことを言っていたのでした。そして。。。2年経って、ふと彼が現れたのです。「あれ?久し振りぃ~♪どうしたの?役員にはなれたぁ?」 「いや。。。それが今年なれると思っていたら、なれなくて。。。オレ絶対に前期の成績も一番良かったし、今回は。。。と思っていたのに。。。」 とても悔しそうに語りました。「う~ん。。。あのね、一番の業績って言っても、どれくらい?次点の人の3倍ぐらい引き離しての1位?頭ひとつぐらいなら、どんぐりの背比べで、そんなのじゃ皆んなを納得させられないと思うよ。あなた、満場一致での賛成で昇進するぐらいの、誰れにも文句を言わさないぐらいの抜きん出た成績を残してた?それが出来て無いのなら、現状維持も仕方のないことよ。」 「そうかぁ。。。」 「それともうひとつ、今回昇進出来なかったってことは、『まだあなたには、その時期が来ていないのです。』 っていうことだと思うよ。」 「うん。。。分かった。オレ、頑張るわっ。」 そう言って帰っていきました。あれから3年。。。彼はどうしてるんだろう。。。連絡は無いけど、そろそろ念願の役員になれてるんじゃないかなぁ。。。メールをしました。『元気ぃ?お店移転しました。もし大阪に来ることがあったら、連絡ちょーだいねっ。』 すると次ぎの週に、『今新地だけど、お店どこ?』 彼がやって来ました。「もう~久し振りぃ~♪元気にしてたぁ?もしかして私思ったんだけど、役員になれたぁ?」 「うん。実は今年の6月に。」 「やっぱりっ!?良かったねぇ~おめでとう~♪」 「今日は、長い間レナママと約束してたことを履行しに来たよ。」 「えっ♪ドンペリ10本?」 「うん。」 「あ、だから、そんなに要らないから、ピンドンとかを3~4本くれたらいいから。その方がお会計も負担がかからないし、ドンペリより美味しいから私も嬉しいしっ♪」 「うん。分かった。」 「乾杯~いっ♪」 その日は本当に楽しい一日でした。最高級クラスのシャンパンを何本か入れてくれて、そしてその後、知り合いのクラブの女の子のお店にも皆んなで行ってシャンパンを開けました。「やっぱり、約束したことは果たさないと物事はうまく行かないんじゃないかな。。。と思った。」 彼の男気と仕事への熱い情熱を感じました。後日、『今後も益々応援して!』 そうメールが来たので、『もちろんよ~。あなたはうちのお店の一番の出世頭だから。』 『次ぎもよろしく。次回はもっと美味しいもので乾杯しよう!』 嬉しい言葉です。彼は今人生の中での最高の充実期に入っています。これからは更なる頂点を狙って、エンジンフル活動でガンバってね~っ♪(*^o^*)
実は。。。明日、熊本に支援に行って来まぁすっ♪(^o^)/ ついこの前に、ちょっと臨時収入があったので、ようやく行くことができそうですっ♪(*^o^*) その臨時収入とは。。。それはまた帰って来てから説明したいと思います。。。♪(@^ ^@) 「レナママ、なんで熊本の募金やってるの?」 いつもこう訊かれるのですが、それは私が今から6年ほど前。。。フラっと熊本にひとりでナイトツアー(私はこう称して、日本各地の夜の街に宿泊なしの弾丸旅行で飲みに行っています♪(^o^;)) へ行った時に、何気なく入ったBAR のマスターがとてもよくしてくれたので、熊本の楽しい一夜を過ごせました。その時の嬉しかった気持ちの御返しに、お店で募金を重ね、満を持して今回の 「支援ナイトツアー」 を決行することとなったのです。そのマスターのお店も震災により打撃を受け、しばらくの間はもちろん営業することも出来なかったようなので(><;)、ちょっと重たいけど、グリッターのお客さん皆んなの心の入ったこの募金箱を持って、ガンバってシャンパン下しに行くよ~っ♪マスター、待っててね~♪(#^o^#)/~~~~
占断のときに、いろいろな人生観や結婚観などを話するのですが、最近気になる発言がチラホラあります。それは、「私、たぶん結婚しないと思う。」 という意見です。多数は男性よりも女性の口から出るようです。その理由を訊いてみると、大概は、「うちの両親が仲が悪くて、結婚って良いのかなぁ?って疑問に思ってて。」 や、「小さい頃から20歳ぐらいまで父親に手を上げられてて。。。」 など、多分に親の悪影響を受けている場合が多いのです。「結婚しても、絶対に上手くやっていけない気がして。」 こんな思想に陥るというのは、つまりは親の呪縛なのです。親は親、自分は自分の人生です。そこに親の思惑や人生を投影してしまってはいけません。これから出会う人は、あなたの人生にとって豊潤な実りになる人かもしれません。その輝かしい可能性を、親の姿や、言動で潰してしまうことは無いのです。今はそういったAC(アダルトチルドレン)の影響を少なからず持った人が多いように思います。これは極論ですが、親は先に死ぬものです。あなたはあなたの幸福を求め、自由に生きる権利があるのです。親のしがらみ、洗脳から解き放たれましょう。幼少期、そして過去の自分とは決別し、真の自立、生きる道を掴むのです。
かなり以前に書いたケーキ屋を何店舗も展開していたお客さんが居ます。彼は、結局、突然の病で倒れてしまい、会社組織にしていたその店舗も閉め、故郷の四国に帰ってしまったのが今から7年ほど前のことです。その後、グリッターを私が開店させ、その直後に一度顔を見せてくれてから全く連絡が着かなくなっていました。。。先日、ふと彼のことを思い出して、『電話をしてみよう。。。』 そう思ったのが、偶然にも彼の誕生日だったのです。「もしもし、あ、耕ちゃん、元気ィ~?」 「うわ~久し振りやなぁ。レナ。」 「耕ちゃん、今日11月1日誕生日でしょ。お誕生日おめでとう~。」 「ありがとう。嬉しいわっ。」 6年振りの会話です。最後に会った時には、病み上がりでやつれた様子だったのですが、すっかり元気そうな声になっていました。「今は、やっぱり実家にいるの?」 「ああ、そうやで。」 「その後、身体の調子はどうなん?仕事は出来てるの?」 「うん。やってるで。事務やけどな。障害者認定の4級やし、毎日ムリせずおとなしく過ごしてるよ。」 「えっ。。。?」 ハードワークを重ね過ぎて、脳梗塞で倒れてしまった彼。電話口の声は元気に聞こえるけれど、障害者認定を受けている事に少し動揺してしまった。「レナは、まだお店やってるの?」 「うん。まあ、大変やけど。。。なんとかね。」 「そっかぁ、ガンバってるんやな。でも、なんで思い出してくれたん?」 「全く何の意識も無かったんやけど、本当に 『ふと』 。。。ってカンジ。」 「何や、いっつも想ってて~な。」 「え~っ、耕ちゃんはどうなん?」 「オレは毎日レナのこと想ってるで。」 「もう~っ、うそばっかりっ!」 私がホステスをしていた頃からのお客さんなんで、もう14~5年になる。20分ぐらい会話をしているうちに、何とも懐かしく温ったかい気持ちになった。「また、たまに関西に行くから、その時はお店に顔出すよ。」 「ホンマにぃ~。私も久々だし、耕ちゃんと会いたいわ~。私の方が、先にそっちに遊びに行くかもっ。」 「今日は電話くれて、嬉しかった。ありがと。」 幾度も幾度もそう繰り返す彼。。。あんなにエネルギッシュだった人だから、尚更今の生活は、心のどこかに燻りとそして動かない身体に無念さを感じているに違いない。私が突然思い出したのも、もちろんのこと偶然ではない。耕ちゃん、年内にでも、こっちから会いに行くからね、待っててねっ。
土曜日に書いたブログの補足をしたいと思います。何故、あまり悲しみ過ぎるのは良くないのか?というと、その本人の魂を引っ張ることになるからです。基本的には魂は上に昇ろうとします。それを、「どうして死んじゃったの?帰って来てよっ!」 こんな風に思われたら、「行くな、行くな、」 と足を引っ張っているのと同じなのです。いつまで経っても魂は浄化されません。往々にして、お葬式などでワンワン泣き叫んでいる人間に限って、生前にそれほど深い交流も無く、また頻繁に会っても居ない人です。それは自分自身に対する後悔の念と、自分個人の勝手な寂しさだけに他なりません。人は必ず生まれ変わります。輪廻転生です。また新たな 「課題」 を背負って生まれて来るのです。心配しなくても、来世で再び出会います。今は静かに黙祷してあげましょう。。。
人間はいつか必ず 「死」 に直面します。知人の死、同僚の死、そして最愛の家族の死。。。人々はその度に泣き崩れ、途方も無い悲しみに暮れます。しかし、「死」 というのはそこに必ずや意味があるのです。突然の事故で、若死の場合はとても辛いものですが、それにもしっかりと組み込まれた道筋があるのです。それは、大きく分けて2つに分類されます。ひとつは、何の目標も努力も無いままダラダラと生きている者。あまりに怠惰でだらしない生活を送っていると、「はい、あなたは終了です。」 と審判が下されます。これが 「死」 です。そしてもうひとつは、全ての今世の課題をクリアし、他人(ひと)の為にも施しを授けた者です。その人自身のミッションは終了した。。。ということです。今や少々陳腐な言い回しとなってしまいましたが、人間はやはり 「生かされている」 のです。身の周りの人が亡くなっても、闇雲に嘆き悲しむのは良くありません。その人なりに、人生を終結したのです。魂を浄化させて、上がってもらわなければいけません。『ごくろうさま。ゆっくり上で休んでね。』 そう、想いを送ってあげましょうね。(^ ^)
アメリカの大統領選挙が熱を帯びています。ヒラリー氏とトランプ氏、どちらが大統領になるのか接戦の模様ですが、残念ながらアメリカ国民は少し冷めた目で見ているようです。今回の選挙は、「嫌われ者同士の対決」 などと揶揄されていますが、日本にとってはもちろんヒラリー氏が大統領になる方が断然良いわけで、トランプ氏の数々の差別的発言に、何故一部のアメリカ国民が湧いているのか。。。?理解に苦しみます。こういう偏った発言をする人物が脚光を浴びるというのは、国家が歪んでいる証拠でもあります。最近では、フィリピンのドゥテルテ大統領もまたこれに相当します。共通して言えることは、発言内容に品位が無いことです。正にトップとしての資格は持ち合わせていないと言えるでしょう。言葉は大切なツールであり、その人物の品格を表わします。こういう人物が着目されるということは、世界的に見ても、荒んできているのかもしれません。
この前、仲の良いお客さんとクラブに行ってきました。クラブと言っても、踊る方のクラブです。そこで知り合った20代後半の男の子2人組みと仲良くなり、2軒目のクラブで合流して。。。と楽しくなりそうだったのですが、私が途中でケータイを見失ってしまいました。「どうしたの?」 「ケータイが失くってっ。」 「それは大事だよね。どの辺で失くなったの?探しに行こう。」 と夜道を一緒に探してくれたのです。『なんて良い人かしら。。。』 結局、カバンの中に入れてたのを忘れてただけだったのですが、その親切な気持ちが嬉しかったので、後日連絡をしました。もらった名刺を見ると、西宮の方でイタリアンバルをしているようです。「もしもし、この前、クラブで会った伶奈ですけど、分かりますぅ?」 「あっ、ああ。。。」 「今からディナーを食べに行こうと思うんですけど、席は空いてますかぁ?」 「ああ。。。大丈夫だけど。」 なんかちょっと愛想の無い返答。「あれ?もしかして都合悪かったら、またにしますけど。」 「いや、大丈夫だよ。」 とにかく、この前のお礼を言いたかったので、西宮まで行くことにしました。お店に着いて、カウンターの席に座った。1組お客さんがいた。「この前は、ホントにありがとう。」 一応お礼を言って、注文をした。アルバイトらしき20歳ぐらいの女の子がひとりと彼2人でしているよう。「今日は休み?」 「うん、そう。」 そんな話を2~3言交わした後、目の前で調理を始めた。しかし。。。なんか素っ気無い。(^ ^;) しばらくすると、彼はそのアルバイトの女の子と話を始めた。あまり気にも留めなかったのだが、15分ぐらいずっといろいろ話していた。料理が出てきて、少し落ち着いたようだったので、「もし良かったら、乾杯しませんか?何か一杯どうぞ。」 すると、彼はそのアルバイトの女の子と出てきて、「ボクはお水で良いんで、彼女に一杯あげました。」 『え???なんで?(^o^;)』 「彼女、アルバイトで来て4日目なんですよ。とても良い子なんです。」 「はあ。。。そうなんね。」 「ボク、平日は飲まないんで。」 『別にそれならジュースでも構わないんだけど。。。』 そう言ってまたカウンターに戻っていった。そして2人で何か週末の出来事を報告しあっていた。『なんのこっちゃ。。。』 食事も終わったんで、席を立った。「ごちそうさまでした。」 「ありがとう。なんかバタバタしてて、悪かったねっ。」 え?忙しそうじゃなかったし、注文してたのはほとんど私だけだったけど。。。「じゃあ、またね。」 そう言ってお店をあとにした。あまり気持ちは通じなかったみたいだけど、一応筋は通したし。。。まあ、いっか。(^ ^;)